4.ヌーボ再連載載その2 |
![]() |
そーしーて、ついにこの時が来た!!!! もう2年前から頭の中ではできていた話、しかしPooツールで初。 ようやく描き起した新連載。 しかも「ヌーボさんの世界」の話中、一番背景が大変な話しであった。 この話しを描く時、あまりの手間さに、やる気が無くなりはしないかと心配でもあったが、それが逆に緊張感を生んだ。 この時の話しのテーマに「決して諦めない」というものがあったので、作者が諦めては、とても描けないものだった。 そうして…この話しがが終わった頃には色々と充実感があった。 この頃にはコメントしてくれる人達も更に増えていて、自分はもう多分、すっかり元気になっていた。 |
![]() |
連載板漫画とは別に、アナログ漫画を描けるほどにやる気を取り戻していたが、気持ちは板漫画を完結させるほうを優先していた。 |
![]() |
遂に最後の話まで来た。 内容は2年前に考えていた構想と変わりは無いが、ページ数が多いのと、ちょうど一つ追加したいテーマが浮かんだので話数を分割した。 投稿時のコメントには〜最終発明・前編〜と添えた。 精神はローだったが、落ち込むまい、振り返るまいと自分を励ます。 「今の自分は、絵を描く生き物だ!」 そうして何とか11月頃には前編を描き切った。 次は最終話!! |
![]() |
最終話を目の前にして、自分のPC環境に大幅な変化があり、その調整の為しばらく休止。 「一週間後くらいには最終話を始めたい」と宣言はしていたが… 実はまた憂鬱な事があり、テンションも激下がっていたので休養。 その間に最終話の表紙だけを先にUPし、更新が遅れる事を告げる。 ついでに最終話の内容に大幅な変更を加える為、中盤を練り直す。 この二つの変更は、本当に大きなものであった。大大大変更だった! まず最終話のライフエナジー収集器。 実はこの案は最終話直前にゼロから考えたものである。 ここまで漫画を描いて、はや4ヶ月。 自分でもよくここまで連載を続けてきたのだと、不思議に思う。 そして、この漫画にコメントをしてくれる人達に何とか感謝の意を示したいと思った。 最初、飛空機を飛ばす原動力は、“ヌーボが試行錯誤の上、苦労して作ったエンジン”という、そのまんまの設定だった。 そこで この空を飛ばすエンジンを自分の心に当て嵌め、コメントをしてくれた人達の気持ちを燃料にする事を思いついた。 そう決まったら、即ネームを描き直し。 ヌーボの発明を見学しに集まった村人は、ネームの段階で20人たらずだったものが、気持ちが盛り上がり、リアルタイムの描き込みで3倍くらいに増やしてしまった(TーT) 次にヌーボとマリアの空でのやり取り。 かなりのページを割いたシーンだが、実はこれも最初に考えた時はもっと言葉少なだった。 自分としては、言葉少なに雰囲気だけで読ませる漫画が好きなのだが、お絵描きBBSに来ている人達は若い人が多いと思い、そこで二人の心情がそのまんま分かりやすいように変更した。 そのまま心の内を語っている。 語り過ぎだー! と思ったけど、概ね好評だったので、やっぱり追加して良かった、と思った。 二箇所の大幅追加のくだりを終え、最初に考えてた構想の通りに描き進み、そして… 2005年3月1日 8ヶ月ほどの期間を経て、全7話を無事最後まで描く事ができた。 描いた直後は、充実感よりも、達成感よりも、とにかく休みたい気持ちでいっぱいだった。 |
![]() |
2004年7月に、辛い思いから立ち直るために描き始めた漫画。 |